「下さい」「ください」違いと使い分け方
「下さい」「ください」違い

「50部準備しておいて下さい。」

突然感じた言葉への違和感。

メールなどの文章のやり取りでよく使われる言葉、

「〇〇して下さい。」

今まで「下さい」という言葉に疑問を抱きつつも、相手が「下さい」なら「下さい」、「ください」なら「ください」でメール等の返信をしていました。

本当はどうやって使い分けるのが正しいのでしょうか?

こんな人に読んでほしい!
  • 「下さい」と「ください」って何が違うの?
  • ずっと仕事のメールでは「下さい」を使っていたけど…。
  • 今まで使い方を間違っていたのか心配…。
  • それぞれの違いが知りたい!
  • 言葉の正しい使い方が知りたい!

言葉には不思議がいっぱい!
でもいまさら誰かに聞くのは恥ずかしい…。

この記事を読んで、一緒に「こっそり」解決しましょう!

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言葉の意味と違い

「下さい」 「ください」
それぞれの言葉の意味と違いを解説していきます。

※当サイトでは、様々な辞書で調べた意味をできる限り分かりやすい言葉でまとめています。

「下さい」

「下さい」=動詞。
「くれ」の丁寧語。

英語では「give」の意味をもつ。

「相手に物事をお願いする」ときに使用する。

「下さい」は動詞です。

英語でgiveの意味をもちます。

「アドバイスを下さい」「お金を下さい」などがこれにあたります。

「ください」

「ください」=補助動詞。

英語では「prease」の意味をもつ。

「相手に何かをお願いする・懇願する」ときに使用する。

補助動詞として使う場合はひらがなで表現する。

※文部省用字用語例では、公用文(国や公共団体から出される文や法令)で補助動詞を使用するときは、ひらがなを使うことが定められている。

「ください」は補助動詞です。

英語でpleaseの意味をもちます。

「お越しください」「ご理解ください」などがこれにあたります。

文部省用字用語例では、「公用文で補助動詞を使用するときは、ひらがなを使うことが定める」とされています。

つまり、「お越し下さい」は間違いとなります

ビジネスシーンで「ください」を使用する場合、補助動詞としての使用がかなり多いと思います。

使い分け方がまだ不安な方は、下記の例文も確認してみましょう。

正しい使い方(例文)

「下さい」 「ください」
それぞれの違いを参考に、正しい使い方について例文を見てみましょう。

「下さい」

  • 私にこの本を下さい。
  • 明日、その資料を下さい。
  • よろしければ、その花を1本分けて下さると助かるのですが…。
  • 先ほど写真を下さったので、お礼にこのお菓子を受け取っていただけませんか?
  • 私にアドバイスを下さい。

「ください」

  • ご了承ください。
  • この資料を10部準備しておいてください。
  • 気を付けてお越しください。
  • 何か不具合がありましたら、遠慮なくお申し付けください。
  • 電話はいつでも繋がりますのでご安心ください。
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使い分けの注意点

※文部省用字用語例では、公用文(国や公共団体から出される文や法令)で補助動詞を使用するときは、ひらがなを使うことが定められている。

本当はどちらでもいい?

ということは、「公用文」とは関係ないビジネスシーンなら、どちらでもいいのでは?

実際のところ、本当は「どちらでもいい」のかもしれません。

しかしながら、現代では「下さい(ください)」の使い分けが浸透していることが事実です。

特にビジネスシーンにおいては、その使い分けがうまくできないことにより相手に良くない印象を与えてしまう場合もあります。

とある企業では、公用文に関係なく、「下さい(ください)」や「致します(いたします)」等の使い分けを社内ルールとして定めています。

また、そういったルールを定めていなくても、「下さい」と書いたことによって「ください」に訂正するよう指示された、ということはよくあるようです。

漢字で「下さい」と書いたことにより上から目線の言葉と捉えられてしまい、上司から注意を受けてしまうこともあるようです。

現代のビジネスシーンでは、「使い分けて当たり前」というシチュエーションが多くなっていることが事実なのです。

「give」と「please」で使い分けましょう

今まで使い分けを気にせず使用していた方は、ぜひ今日から使い分けを意識して文章を考えてみてください。

  • 「下さい」=「give
  • 「ください」=「please

悩んだらどちらの意味にあたるか考えてみましょう。

特にメールでのやり取りの場合、顔が見えない分「文章=相手のイメージ」に結びつくことが多いです。

自分の印象をアップさせるためにも、正しい言葉を選んでいきたいですね。

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